ITエンジニアとIT業界について(その1)

IT業界

エンジニアの進むべき業界はSIerとWebだけ?独断でもうちょい細かく分類!!

みなさま、おはようございます。
ITにまつわるエッセイブログを執筆している加賀美(カガミ)です。

みなさまの中で、転職活動をご検討されている方や、新卒でIT業界を考えられている方には、『IT業界は大別するとSIer(エスアイアー)業界とWeb業界に分かれる』なんて聴いたことはございませんか?

カガミはそういった分類は概ね正しいとは思うのですが、ひねくれた天邪鬼なのでちょっとだけ変化球を投げてみたく本記事を投稿してみました。

どういうことかと言うと、自社開発を行っている会社はWeb業界以外にも存在するというアピールです。

ですが、まずは今回はSIer業界の全体像を振り返ってみたいと思います。

そしていつものように、本記事はカガミのこれまでの実務経験を踏まえた記事となっているので、くどいようですが精密だったり、完璧な網羅性を持ったものでは無いことをなにとぞご了承願います✨

まずはおさらい!SIer業界について

それではさっそく本題に入りたいと思います。

みなさまが良くご存知のSIer業界とは、主にITを生業としない業界、例えば製造業や建設業などの会社の様々なITのお仕事の請負いを行う業界となります。

例えば製造業の生産管理システムの再構築、不動産業のERPパッケージの導入、生保系企業のネットワークシステムの構築などなど。

そしてそういったお仕事を行うSIerは大別すると更に下記の5つに分類されます。

国内ユーザー系SIer(別名:ユー子)

 第一弾は『国内ユーザー系SIer』、別名『ユー子』となります。
『ユーザー』の名前が示す通り、元々は日本国内の製造業や建設業など『システムを発注する会社(≒ユーザー)』の情報システム部門などが分社化したものとなります。
なので、当然お仕事の依頼は元々の親会社からのお仕事の依頼が多いです。
 また、親会社からの直請けでお仕事を戴くことが多いので、ゆっくり安定して働ける、いわゆる『ホワイト企業』のケースが多い印象があります。これは、親会社が大きければ大きいほどその傾向が高くなると思います。
また、お仕事の内容は親会社の業務知識に精通する必要があるケースが多く、逆に言うとプログラミング技術やネットワーク構築スキルなどはあまり要求されないケースが多いです。
 これは企業が使うシステムは『受注金額が〇〇万円を超えた場合は部門長の承認が必要』など、『仕様』は『日本語の文章』で書けば良いだけのケースが多く、そのためプログラミング技術の習得に特化する必要が無いためです。
 最後に、それでも、例えばスマホのアプリであればPCとは操作の仕方も画面のレイアウトも変わるので、そういった外部仕様を理解するためにも、ある程度の新技術への学びの姿勢は必要であるとカガミは考えております。

国内メーカー系SIer(別名:メー子)

 続いてはメーカー系の『メー子』です。
その名の示す通り、主に国産メーカーでコンピュータのハードウェアを作っている会社そのものか、その会社でIT請負業を専門で扱うように分社化した会社を指すものとなります。
 メーカー系SIerの大きな特徴は、該当するメーカーの製品推しが多い傾向であることと、得られる年収が非常に高い傾向にあることです。
 最後に、元々はメーカー系であったとしても、マルチベンダーの今日では、外部の会社の製品を含めたシステム構築、あるいは他社製品のみ扱ったシステム構築の請負も行っている場合もあるよ、という事です。

独立系SIer

 続いて第三弾は『独立系SIer』です。これは、ユーザー系やメーカー系のような親会社を持たないSIerとなります。
 独立系SIerの大きな特徴は、上述のユーザー系、メーカー系どちらにもある『縛り』が無いことです。親会社に関わる業務知識のみ精通しているユーザー系。親会社の製品推しのメーカー系。そのどちらの縛りも無いことです。
 反対に、大きな親会社を持たない、小規模な独立系SIerも多く、そういった会社はITの技術力は学べたとしても、安定した収入基盤が存在しないことになります。なので、就職する際は求人欄にある格好の良いうたい文句に騙されないように注意する必要があります。
 最後に、NTTデータのことを『デー子』と呼ぶらしいですが、こちらはどうやら『独立系SIer』とはならないようです。親会社が通信企業であるのに製造業や建設業などのIT請負を行うことが多く、なおかつメーカー系にも該当しないのですが、NTTデータのHPでは、「NTTデータは、実はどこにも属しません。」と記述されているのが理由です。(根拠:https://nttdata-recruit.com/about/si/)。

外資系SIer

 続いて弾四弾は外資系SIerです。
その名の示す通り、SAPや日本オラクル、日本マイクロソフト、CISCOなど、主に外資系ソフトウェアやパッケージシステムの導入や構築を手掛ける企業となります。
 オラクル、SAPはERPで有名な会社であると思いますが、マイクロソフトも『Dynamics』というパッケージソフトを手掛けております。また、CRMで有名な外資系会社に『セールスフォースドットコム』がありますね。
 最後に、AWS(Amazon Web Service)なども、自社のクラウドサービスを手掛けてくれるパートナーとなるSIerがたくさん存在するようです。

コンサル系SIer

 最後はコンサル系です。
主にコンサルタントが在籍し、そのお仕事がITコンサルである会社となります。
 ではITコンサルとは何か?ですが、システム構築を発注する会社に乗り込んで、業務上のお困りごとに対して助言をしたり、売上アップ、コスト削減のための情報収集、RFP作成の協力や、これまで書いたようなSIerとのシステム構築のやり取りの際に発注側の立場でサポートを行ったりするお仕事となります。
 ようは、発注側の会社の情報システム部ではITの新システムの導入方法などに詳しくなかったり、そもそも基幹システムの再構築などは自社で数十年に一度有るか無いかなので、プロジェクトを円滑に運行する上で専門家の助けが必要だよね、ということになります。
 最後に、上述の中では最も収入が高いお仕事であると思われます。

今後はどうなる?SIer業界

さて、ざっくりとSIer業界を分類しましたけど、巷では『オワコン』などと言われているSIer業界は、今後どうなるのでしょうか?

カガミはすぐに消えてなくなるという事はあり得ないと考えております。理由は、そういったSIerが構築したビルシステム、POSシステム、ダム・工場などを制御するシステム、金融業・製造業・建設業・不動産業・サービス業・流通業・医療業などなどの各種業務システムが、今現在も動いているからです。これは、もはや社会に必須のインフラとなっていると思われます。

反対に、公衆電話ボックスが、今ではすっかり街中では見なくなったように、社会の変化にうまく適応できないSIerはやはり淘汰されてしまうでしょう。そして、それは文字通り『瞬く間』であると思います。

しかしこれは、未来を観ればWeb業界でも該当することです。
『武器を持っている会社は強い』とはこの業界では良く言われることです。
そしてここで言う『武器』とは自社製品、自社サービスのことを指します。
ですが、IT技術の進化はDogYearです。そして、一度リリースした自社プロダクトは長い長い保守が待っています。そして、ニーズがある限り保守は誰かがやらなければなりません。
当然、サービス内容によっては、夜勤が伴います。
最後に、これらのことはもちろん、SIer企業でも同じです。

結びに

今回のカガミのブログ記事、いかがでしたでしょうか?
ちょっと良く聞く話しでつまらなかったでしょうか。ですが、本記事は主題テーマの前哨戦。次回は、いよいよ自社製品、自社サービスを持つ会社の分類について執筆する予定です。
・・・って、ハードル上げてしまいますが、あまり期待しすぎないで下さいね💧

最後までお読み戴きありがとうございました。
m(_ _)m












みなさまに、今日も良いことありますように☆彡

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